ペットをご縁として
2022/03/18
ペットをご縁として
ご門徒さんが15年お世話されてきた猫が亡くなり、本堂でお勤めしました。
一旦、本堂に安置してお勤めし、ご焼香していただき、哀悼の意を表しました。
その後、境内に火葬車をいれて火葬。その間、ご家族は本堂でお待ちになり、坊守・住職とペットの思い出を語り合いました。私事ですが、10年うちで飼っていたウサギが昨日息を引き取ったところでしたので、思いも色々重なり、しんみりと、時ににこやかにお話しすることになりました。
収骨ののち、もういちどお勤めさせていただき、落ち着いた気持ちでお別れができたのではないかと思います。
長い時間をともに過ごしたペットとのお別れはつらく悲しいものですが、その想いをご縁として仏法に遇い、手を合わせる時間をいただくことは大変尊いことです。
いのちにそそがれている光を感じる機縁としていただければと思います。