元旦会お勤めしました。

大みそかは冷たい風が強く吹いていましたが、元旦会は寒いながらも穏やかな天候の中お勤めできました。

正信偈を参拝の皆様とお勤めした後、住職講話。8時からの第一部では、自立とは頼れる先を増やすことであり、お寺もその頼れる場所でありたいというようなお話をいたしました。第二部では、『漫画　君たちはどういきるか』でしられる画家・羽賀翔一さんの作品の中の言葉「ケシゴムの本当の役割は間違いを消すことじゃなくて　間違えたっていいんだよって　えんぴつを安心させることだ」を引いて、セーフティーネットや、煩悩まみれの私を救いの目当てとしてくださる阿弥陀様についてお話しました。

その後、昨夜から仕込んだお屠蘇をいただき、坊守プロデュースのお楽しみ福袋抽選会で盛り上がり、閉会となりました。

12月にはコロナ禍も小康状態に一旦は入ったものの、変異株の出現で落ち着かない空気の流れる年末年始となりましたが、今年最初の法要をお勤めすることが出来て、ほっとしております。

皆様、本年もよろしくお願いいたします。