里親を知ろう　ご報告

里親啓発講座「里親を知ろう」、無事終了いたしました。

社会福祉法人海の子学園の里親支援相談員の方々から児童養護施設の来歴・現状や里親の役割についてお話を聞きました。

子どもにとって、特定の大人との愛着関係のもとで育つことは、安心感・自己肯定感・信頼感を育むために大切であること、集団生活を送る子どもにとって、家庭内でのライフスタイルや家族間の関係のあり方を学ぶことが大人になって豊かな社会生活を送るために必要であることを教わりました。

自分にとっての「特別なひと」や「時間」が健全な生育のためには不可欠であるとおっしゃっていたのが印象的でした。

後半は港区内で週末里親を経験されている方を交えての座談会でした。子どもと直にふれ合い、また、向き合っている方の体験談は貴重でした。ちょっとしたことで行き違ったり、またそれが解消されていったり…。子どもと関わるというのはわが子であれ他人であれ、時間が必要であり、大人の側の思いが試されていることを再確認いたしました。「デキソウナコトさがし」をしていくことが少しでも多くの子どもたちの笑顔につながります。

次回講座は10月1日19時よりピンクリボン啓発です。皆様のお越しをお待ちしております。